Saturday, May 9, 2009

あしたのジョー2

 スカパーでやってたあしたのジョー2が先日終わった。大人になって初めて観たけど、スゴいストーリーだな。
 偶然第1話を観て、即ハマりで予約録画を2ヶ月続けた。(面白れーからって、Blu-RayのBOXを右から左には買えねぇんだよ)

 矢吹丈って男はホントにスゲーなぁ。孤児で少年院あがりで、山谷のドヤ街暮らし。(石原都知事が百円で泊まれる発言で問題になったとこ
 十代の少年が遊びや女に脇目もふらず、ひたすらボクシングに打ち込む。登場人物の女の子も理解できず、ジョーについて行けずにジョーの連れと結婚してしまう。

 少年院を出てからは、ライバル力石徹を目標にボクシングだけを追い求めた。試合では負けたが力石を死なせてしまう・・・
 そのトラウマから顔面を打てないボクサーとなり、一人悩み、旅立つ・・・
 カーロス・リベラの出現によって、ジョーは完全復活を遂げるが、朋友カーロスは世界チャンピオン ホセ・メンドーサに廃人されてしまう。
 全ての苦悩を乗り越えて世界タイトル・マッチまで登り詰める。タイトル戦では、チャンピオン完全有利の下馬評だったが、不屈の闘志と精神力で最終ラウンドまで戦い判定に持ち込んだ。
 しかしジョーは判定を聞かずにその場で静かに息を引き取る・・・

 矢吹丈がこだわったのは勝ち負けではない、「燃える」ことなのだ。最後は自分自身が燃え尽きて白い灰になったのだ。
 壮絶な男の人生。ワタシの推定だが20歳前後でジョーは死んでる。(死んだとはハッキリ表現はされてないけど、世間のほとんどは、そう捉えてる)

 もしかすると、ジョーはボクシングも目的じゃなかったのでは?燃え尽きることだけを求めて、自分の人生を費やしていたのではないだろうか?
 これがAttitudeでなければ 何なんだ。




ワタシのオリジナルあらすじでしたが、本チャンのストーリーは、もっと人間模様が面白いです。